過去の気象データ検索からのデータ取得
1.概要 気象庁ホームページが最近、大幅なサイトリニューアルにより、色んな情報がビジュアル化されて分かりやすくなっています。従来の表示方法も気に入ってはいたのですが、 地図をベースとした利用者の地域に密着したものに改訂されています。気象や地震情報は日々の暮らしに欠かせないものです。また、過去の統計データなども、 防災や減災対策に役に立つものです。今回は、気象庁の公開データの 「過去の気象データ検索」 から日ごとの値を取得してグラフ化して見ます。 2.利用方法 Excel VBAマクロの 気象庁_気象情報自動取得.xlsm を起動します。 (1)取得期間をプルダウンで、開始年月と終了年月を設定します。 ※1ヶ月分のみの場合は、開始、終了共に同じ年月を設定します。 (2)実行ボタンをクリックします。 (3)取得データと共に6種類のグラフを描画して結果をブック形式で外部出力します。 気象庁の過去の気象データは、1976年から取得できますが、都道府県の気象台や観測所での観測開始時期が異なるので、 必ずしも、全国一律に取得(データ蓄積)できるかどうかは、未確認です。 3.ソースコード ソースコードは曜日(土、日)や日付の色分けと6つのグラフの描画部分などがあり、 標準モジュール : IEAuto は非常に冗長となっていますが、 全リストを掲載しています。データ取得は、 東京をデフォルトとして設定 していますので、他の都道府県の地域を指定する場合は、 下記の都道府県の prec_no と block_no の指定が必要となります。 気象台や観測所が都道府県によって複数ありますが、各都道府県の中の気象台を1つのみ選択して表に纏めたものです。 標準モジュール : IEAuto の 65行目と66行目をそれぞれ変更 して下さい。元々、他の地域のデータ取得を考慮していなかったので、 お手数ですが、該当ソースコード部分を直接変更して下さい。 都道府県 地域 prec_no block_no 01 : 北海道 北海道(釧路)-釧路 19 47418 02 : 青森県 青森県-青森 31 47575 03 : 岩手県 岩手県-盛岡 33 47584 04 : 宮城県 宮城県-仙台 34 47590 05 : 秋田県 秋田