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HSPでツリー形式防災関連リンク集を作る

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1.概要 ブラウザでネットサーフィンしているとお気に入りが溜まって、だんだん整理したくなくなります。大きな地震や大雨など 日々の天気予報なども気にして、気象関連などのサイトも良く閲覧しています。今回、防災関連に特化したカテゴリでの 整理したツリー形式のリンク集を作って、いざという時に素早く情報が取得できるように備えます。 2.利用方法 eqlink.exe を起動します。3つのカテゴリである「防災」、「交通機関」、「河川防災」のボタンで リンク一覧を切替ます。リンクデータは、データベース化しており、ボタンクリック毎にツリー形式のデータIDで親、子、孫を判別してテーブルより読み込んでいます。 また、終了時にウィンドウ位置を保存して、起動時に反映させています。 リンク集データは、だいぶ以前に作ってメンテしていないので、この機会にメンテして最新としています。 3.ソースコード ソースコードは、HSPスクリプト言語で作成しています。ツリーメニューは、JavaScriptで記述していて、データベースのテーブルより リンク名とURLをコードに挿入しています。バッファにソースコードを生成して格納後、一時ファイルを作成して起動させています。 終了時にウィンドウの位置を設定情報としてデータベースに書き込み、一時ファイルを削除して終了します。 ;**************************************************************************** ;* ;* 防災関連リンク (eqlink.hsp) Ver1.1 ;* ;* <処理の概要> ;* 本プログラムは、防災関連リンク集をJavascriptを利用したツリーメニュー ;* 形式をIEオブジェクトを利用して表示するものである。 ;* リンクの作成は、階層化したデータベースのメニューテーブルより展開し ;* ており、メニューテーブルをメンテすれば、カスタマイズ可能である。 ;* ;**************************************************************************** #include "sqlele.hsp&quo

過去に取得済み月単位気象データを年単位に統合

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1.概要 当ブログの 「過去の気象データ検索からのデータ取得」 で気象庁のページより取得済みのデータが溜まっていますので、 今回は、この溜まったデータの整理方法について紹介します。年単位のフォルダに保存している月単位(1月から12月)のブックを1つのブックに統合します。 月別のデータを12枚のシートと年毎に集約した気温データ一覧、気温グラフ一覧、気圧グラフ一覧、湿度グラフ一覧、風速グラフ一覧、日照時間グラフ一覧、降水量グラフ一覧を 加えた計19枚のシートを作成して纏めるものです。 2.使用方法 (1) 気象庁_気象データ統合.xlsm を起動します。 (2)カレントディレクトリに作業用サブフォルダのWORKディレクリを作成し、月別ファイルを      コピーします。 ※作業用のWORKフォルダは必ず作成して下さい。 (3)気象データブック統合処理ボタンをクリックします。 (4)作業用フォルダのWORK内のファイル一覧を取得して、ファイル統合処理を開始します。 (5)統合処理が完了すると、WORK内のコピー元ファイルの削除応答があるので、OKボタンを      クリックします。 ※特別な用途がなければ、通常は削除して下さい。 (6)グラフ作成処理と統合ファイルの作成が全て完了したら、ダイアログのOKボタンを      クリックして処理を終了します。 (7)統合されたファイルは、カレントディレクリに〇〇〇〇年気象情報.xlsxという形式      で出力されるので、月別の管理フォルダと同様に気象年別統計データというフォルダを作成して      管理すると良いと思います。 尚、作成されるシート名は、以下の通りです。(例:2020年の場合) ・2020年1月~2020年12月 (計12シート) ・気温データ一覧 ・気温グラフ一覧 ・気圧グラフ一覧 ・湿度グラフ一覧 ・日照時間グラフ一覧 ・風速グラフ一覧 ・降水量グラフ一覧 3.ソースコード ソースコードは、下記の通りです。 Sheet1(ブック統合処理) は、シート上に配置した 「気象データブック統合処理」ボタンのクリックイベントです。クリックすると、 標準モジュールのBookcom の CopyBook() の処理を実行します。 事前に作成して

過去の気象データ検索からのデータ取得

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1.概要 気象庁ホームページが最近、大幅なサイトリニューアルにより、色んな情報がビジュアル化されて分かりやすくなっています。従来の表示方法も気に入ってはいたのですが、 地図をベースとした利用者の地域に密着したものに改訂されています。気象や地震情報は日々の暮らしに欠かせないものです。また、過去の統計データなども、 防災や減災対策に役に立つものです。今回は、気象庁の公開データの 「過去の気象データ検索」 から日ごとの値を取得してグラフ化して見ます。 2.利用方法 Excel VBAマクロの 気象庁_気象情報自動取得.xlsm を起動します。 (1)取得期間をプルダウンで、開始年月と終了年月を設定します。       ※1ヶ月分のみの場合は、開始、終了共に同じ年月を設定します。 (2)実行ボタンをクリックします。 (3)取得データと共に6種類のグラフを描画して結果をブック形式で外部出力します。 気象庁の過去の気象データは、1976年から取得できますが、都道府県の気象台や観測所での観測開始時期が異なるので、 必ずしも、全国一律に取得(データ蓄積)できるかどうかは、未確認です。 3.ソースコード ソースコードは曜日(土、日)や日付の色分けと6つのグラフの描画部分などがあり、 標準モジュール : IEAuto は非常に冗長となっていますが、 全リストを掲載しています。データ取得は、 東京をデフォルトとして設定 していますので、他の都道府県の地域を指定する場合は、 下記の都道府県の prec_no と block_no の指定が必要となります。 気象台や観測所が都道府県によって複数ありますが、各都道府県の中の気象台を1つのみ選択して表に纏めたものです。 標準モジュール : IEAuto の 65行目と66行目をそれぞれ変更 して下さい。元々、他の地域のデータ取得を考慮していなかったので、 お手数ですが、該当ソースコード部分を直接変更して下さい。 都道府県 地域 prec_no block_no 01 : 北海道 北海道(釧路)-釧路 19 47418 02 : 青森県 青森県-青森 31 47575 03 : 岩手県 岩手県-盛岡 33 47584 04 : 宮城県 宮城県-仙台 34 47590 05 : 秋田県 秋田

最新の雨雲レーダから画像データを取得する

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1.概要 国土交通省が情報提供しているリアルタイムレーダー観測雨量の地域ブロック別に分割されている観測画像を一括して取得し、一覧画面として 表示します。地域ブロックは、全国、沖縄地方、九州地方、四国地方、中国地方、近畿地方、中部地方、北陸地方、関東地方、東北地方、北海道地方 で全国を含めて計11の地方ブロックとなっています。データは国土交通省の雨雲レーダーの最新更新時の画像データを取得・表示します。 2.レーダー観測雨量の取得 ※【注意】河川の防災情報がリニューアルされたため、情報の取得ができませんので、提供を中止します。 利用は不可です。 レーダー観測雨量の取得は、Excel VBAにて作成したマクロで取得・表示します。観測データは、画像ファイルとなっていて イメージ情報として、地域エリアコードと時と分を組み合わせたものがURLのパラメータとして渡されます。 取得画像形式は、gif形式となっています。 Excel VBAマクロで作成した、 国土交通省_レーダ観測雨量取得.xlsm を起動すると、自動で取得して一覧表示させています。 再度、時間をおいて実行する場合は、レーダー観測雨量ボタンをクリックします。.また、手動で画面のクリア(消去)する場合は、 消去ボタンをクリックします。取得時には、取得前に消去させていますので、手動消去は必要ありません。 3.ソースコード 下記のリストは、 国土交通省_レーダ観測雨量取得.xlsm のソースコードです。 ALT+F11でVBE(エディタ)を開いて、ソースコードを確認して下さい。 ThisWorkbookは、起動時の処理のため、Workbook_Open()で Worksheets("MAIN")のGetUryouを呼び出して 自動的にレーダー雨量観測画像データを取得しています。 次に標準モジュール : APIModは、Sheet1(MAIN)で利用するWindows APIを3つ定義しています。 Sleep 関数は、待ち時間を指定するものです。 ShowWindow 関数は、ウィンドウを最大化するか最小化するかの動作をさせるためのものです。 URLDownloadToFile 関数は指定URLのファイルを、指定パスにダウンロードするためのものです。 Shee

地震や気象情報を活用して防災に努めよう

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1.はじめに 近年は地震や台風、大雨による洪水など大きな災害になることが多いですね。13日の23時8分頃に福島県沖を 震源とする震度6強の地震が発生しました。10年前の東日本大震災時の記憶が甦ってきました。 被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。「災害は忘れたころにやってくる」という言葉があるように 過去の災害の教訓を生かして防災や減災に努めていきたいと思います。 この機会を生かして忘れない内に非常持ち出しや備蓄・備品など個人レベルでできることを再チェックして行きます。 また、災害発生時や発生前後に自分がどのように行動すべきかを正しく判断するために情報の収集が欠かせません。 2.防災情報収集ソフトについて 地震や気象情報は、テレビやインターネットなどで多くの情報が発信されています。 筆者の場合は、地震や気象情報でパソコンでリアルタイムに情報を収集して自己防衛的に監視しています。 もちろん、スマホにも無料で提供されているアプリをインストールして利用しています。 筆者のお勧めなソフトとして、compo031氏が開発されている地震を常時監視して発生時にリアルタイムに強震モニタ、緊急地震速報、地震津波情報を表示するソフトウェアです。 詳しい情報は、下記のウェブサイトに掲載されており、ダウンロードもでき、無料で利用することができます。 kiwimonitor (compo031氏) URL : https://kiwimonitor.amebaownd.com/ 気象情報は、ブラウザでリアルタイムに表示できる有名なWindyというソフトウェアです。windyは、ウィンディドットコムというリアルタイム天気予報サービスを世界中に提供するチェコの企業が開発した ものです。台風シーズンなどでは、台風の進路や風や雨の状況の確認などで非常に重宝しています。 Windy '(Windy.com) URL : https://www.windy.com/ この他にweb上の情報収集として、フェイクニュースもあるので、政府発表情報や気象庁、国土交通省(川の防災情報)などからリアルタイムに変化する情報を 見て自分自身で現状の状況を正しく判断するようにしています。 余談ですが、筆者はブラウザでネットサーフィンして情報収集していますが、パソコンのデス

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